地震や洪水、土砂崩れなど災害によって住まいに被害が及ぶ可能性はあります。持ち家が災害によってダメージを追った場合、加入している保険で補償されることはあったとしても、以前までの状態に戻すには足りないケースは珍しいことではないです。また、条件を満たしていなければ1円も補償されずに終わることもあるでしょう。こんな時に賃貸物件に住んでいれば仮に災害によって建物に被害が及んだとしても、修繕費は大家が負担することになります。
つまり、賃貸アパートやマンションを以前までの状態に戻す費用を自己負担せずに済みます。一戸建ての修繕にかかる費用を賄う場合に比べると、賃貸物件は災害時のダメージが少ない点はメリットと言えます。ただ、家具や家電、雑貨など持ち込んだ家財道具は補償してもらえないので注意が必要です。
洪水によって床上浸水が発生したり、地震によって建物が傾いたりなど大きな災害が発生すると住めない状態になる場合があります。一戸建てやマンションといった持ち家はローンが残っていたり、愛着があったりなど手放すのが難しい場合はあります。しかし、賃貸アパートやマンションの場合はあくまでも住まいを借りているだけなので、他に魅力的な物件が見つかった際はすぐに引越しをすることができます。新たな賃貸物件の契約費用や引越し業者を利用した際の費用は自己負担になるものの、それ以上の負担が発生することはありません。ですから、災害時のダメージや生活のことを考えて住まいを選ぶのであれば、持ち家よりも賃貸物件を検討しましょう。